【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

ふと書きたくなったのでまた書くとします、サンドロットの名作リモートコントロールダンディシリーズについて。
今回もサンドロットが制作したわけではないSFをサンドロット系として扱っていますのでご容赦ください。

今回はリモートコントロールダンディ、ギガンティックドライブ、SFのロボットがどうして存在するかについて。
ネタバレと世界観設定を交えて、割とネタ分も含めて解説していきます。

これを読めばあなたもますますこのシリーズが好きになりますよ!
…………………。今の時代そもそもゲームが手に入るかは別として。


【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

それぞれの敵



さてロボットの話をする前に、まず敵の話をしましょう。
味方を知るには敵の存在を知る必要があります。

そして最初に、最初から特大のネタバレを落としておきたいと思います。
この記事は『20年も前に発売したんだから今更ネタバレなんてものもないだろう?』の精神で書いています。


リモートコントロールダンディの敵:
怪ロボット(正確には古代文明の兵器)


ギガンティックドライブの敵:
ヴォルガーラ(正確には機械生命体=宇宙人)


リモートコントロールダンディSFの敵:
怪ロボット(正確には黒幕が世界再構築のために用意した装置の一部)


SFだけなんかスケールでかくない?
そういうゲームなんです、SF。


それぞれの敵の最終目的



リモートコントロールダンディ:
黒幕「鶏野研究所の地下に最強の兵器が埋まってるから世界征服のためにあれがほしうわぁぁぁぁあああああああ!」
通信は途絶えた。


ギガンティックドライブ:
ヴォルガーラ「なんか立ち寄った星で害虫湧いてたから掃除するわ」
因みに博士の弁で実際のところ不明。


リモートコントロールダンディSF:
300年前に世界再構築しようとしたんだけど失敗したんだわ。
で、再発動の準備も整ったから実行に移す。


相変わらずSFだけ世界観がかなり違います。
これも当時かなり評価が別れた部分で、
他の作品より設定が凝ってるからシナリオとして面白い、とも
リアリティがないからゲームの雰囲気に向かない、とも。

因みにSFは年代でいうと西暦3000年ぐらいの話で、舞台は火星です。
これも実際ゲーム中には殆ど説明がありませんけども。
終盤になって唐突にさも知ってて当然のように火星という単語が出てくる…。

ではいよいよ持ってそれぞれの作品のロボットの成り立ちについて話をしていきます。


【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

リモコン巨人



リモートコントロールダンディはロボットに通称がないので全部ロボットとだけ呼ばれています。
前項した通り、一作目の機体はその殆どが古代兵器。
主人公達の住む鶏野の町と、敵の基地がある北極には古代遺跡がありました。
そこで動力炉だけがない状態で放置されていたのがこのゲームのロボット達です。

そのため現代の技術で作られたエンジンを搭載して駆動させたのが怪ロボット、
怪ロボットに対抗するためにエンジンを搭載したのが主人公の持つロボットの成り立ち。
とはいえこの辺りの設定は(敵が人間であることはある程度伏線が貼られていましたがロボットに関しては)
終盤になって「ポンッ」と出てくるので、プレイ中はあまり気にしなくて大丈夫です。

知っておくと、あぁそういうことだったのね理解した。となる程度。
ぶっちゃけこの作品大好きな私でもだからどうした程度で終わる設定。


【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

ロボットではない。機人だ。



二作目ギガンティックドライブのロボット。ではない、機人だ。

そもそもギガンティックドライブの世界にはネクタル放射線というものが存在します。
これは宇宙全体に存在し、あらゆる障壁も意味をなさない猛毒の放射線。
ネクタル放射線によって有機生命体は瞬く間に死んでしまうため、人類が宇宙進出できなくなった原因になります。

しかしどうしても宇宙に進出したい人類は考えた。
有機生命体が宇宙に出られないのであれば、機械の体を持った生命体なら良いのではないか、と。
そうして作られたのが機械の人類、つまり機人です。

そして先にも書いたとおり本作の敵はヴォルガーラ(機械生命体=宇宙人)
つまり主人公側の操る機人と敵であるヴォルガーラは殆ど同じものです。

それを地球人類が作ったか、別の星の文明が作ったか、というだけ。
一番の違いは機人が有機生命体と共にあるのに対し、ヴォルガーラは有機生命体であることを捨てたこと。

言わば反面教師。機人が宇宙に進出したとしてヴォルガーラのような侵略者になってはいけないぞ、と。
つまり人類はイノベイターに革新しなければならない


【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

ファイナルカウンターロボット



そして一番設定がややこしいやつ、リモートコントロールダンディSFのロボット。
この作品のロボットは大まかに3種類存在します(厳密にはもう1種いますが)。

それが建機、ファイナルカウンターロボット、怪ロボット(正式名称不明)。

まず建機。
これは主人公が所属する組織が都市発展のために作られた組織で、ロボットは工業用の作業機械であるため。
作業機械なのにモチーフは電話。
主人公が操縦することになるレイバーは携帯電話で、前の世代が公衆電話だったりダイヤル電話だったり。

ファイナルカウンターロボットは自組織の博士が勝手に作った戦闘用ロボットの総称。
ゲーム内容だけだと何がファイナルカウンター? となりますが、恐らく
「黒幕の驚異に唯一対抗できる決戦兵器」という意味。

そもそもSFの世界では明確な戦闘目的のロボットの製造が禁止されているため、
かつその理由も恐らく黒幕が自身の計画の邪魔するものを排除するために制定したもので、
それらの思惑を全て打ち破るために作られた兵器。

ただ25話もあるのに2話で全機使えるようになるのでもっと勿体振って欲しかった最終決戦兵器。


そして怪ロボットは黒幕が目的を果たすために用意しておいたロボット郡。
目的は人類の間引きと邪魔者の排除とある装置の起動用。

実はシリーズ全体を通してみると敵の破壊活動の理由が一番ハッキリしていたりもする。


【サンドロット系】三作品におけるロボットの存在

ロボットのデザインと種類



リモートコントロールダンディとギガンティックドライブは敵が量産機に該当するため割と何回も同じ種類と戦うことになります。
まぁその分だけシナリオの広がりがあって面白いのですけどね。
あと腕にドリルを付けた強化個体の登場など、同じ種でも違うアクションを持っていたりと楽しませてくれます。

対するSFは建機以外の機体は全部ワンオフ機です。
全25話で構成されている内2,3話を除き全て別々の敵が登場します。

そしてこのゲームをプレイした人は基本的に触れませんが
SFのロボットは「攻撃モーションが全機別々に設定されています」
というか続編として不出来だから誰にも注目されない拘りどころなのですよね。

例えばアッパーのモーション一つでも、
主人公機のヴェルヴェルクは若干斜め前に突き上げますが、
ニルギリタールという機体はてっぺんまで振り上げます。

チョップにおいても、格闘機であるビギバムは腰の入った叩きつけをしますが、
射撃機であるサンダンスキットは腕だけちょっと振り下ろすような感じです。

SFは個々のロボットの個性という意味では前二作の追随を許さない良いものを持っています。
欠点が全てを台無しにしたというのはファンの弁で私もそう思うところですが。


つまり何がいいたいかというと



SFも結構いいゲームですよ。
ファンからダメ出し喰らいまくって残念な子認定されてますしそれはそうなのですけど。

ただロボットファンとして見たら凄く良いものを持っています。
あれに一作目の重さとか挙動が乗っていたら凄くいいゲームになったことでしょう。

登場キャラクターの見た目は別として。

あとSFはシリーズで唯一設定資料集が発売されてるので、
横山宏先生の描く設定画やコンセプト画稿なども見られてオススメです。
まぁ今の時代手に入れるのは不可能に近い気もしますが。

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