【ゾイドシリーズ】ゾイドワイルドZEROの世界観考察

【ゾイドシリーズ】ゾイドワイルドZEROの世界観考察

さてゾイドワイルドZEROが始まりまして、第2話で早速何故地球にゾイドがいるかという説明がありました。
随分早いなと感じる反面、1期アニメで説明されても良かったんじゃないかと思う部分。

今回は第2話で語られた内容と、インタビューで触れられている部分から
旧ゾイドとの関連も含めて世界観を見ていきたいと思います。

ただあくまで私が知っている内容なので、コンセプトアートの内容に触れません。
アニメやバトルストーリーからの考察、推察です。


前提:

とりあえず先にリンクを貼っておきましょう。

ゾイドワイルド 開発インタビュー第3回

こちらはゾイドワイルドZEROがゾイドワイルド(1期アニメ)の過去の話だと明確に言われている部分。
まぁ既に色々な媒体で触れられてはいますけどね。


あとこれはアニメ化したゾイドが持ってるある意味欠点なのですが、
アニメの設定と玩具の設定が大分違う、というのがあります。

旧ゾイドの設定でいうとバトルストーリーとアニメゾイド。
初代アニメはバトルストーリーと同じ名前の人物が出るパラレルワールド的扱いでした。
初代アニメの原作は上山先生に該当しますしね。

そこでゾイドワイルドの考察も基盤を先に決めておきます。
ゾイドワイルドZERO 第2話で『地球からの移民がゾイドの惑星に辿り着いた』と話しているので
バトルストーリーの基盤に初代 アニメの設定を乗せたものとします。
※初代アニメは地球からの移民が居たと明確に語られていないため。
※ただしゾイド エンサイクロペディアにて『地球から移り住んだ人達がいる説がある』として
 そういうことがあった可能性というものは語られています。


Ziフォーミング計画

ZEROの第2話で語られた、ゾイドワイルドの設定の根幹部分ですね。
環境汚染に苛まれた地球を再生させるための計画とのこと。

またこの計画の発動の要因が、地球人が移住したゾイドの惑星に寿命が近いため、ということも語られています。
恐らく考察できる余地を残すことで色々と話を広げるための仕組み、そしてファンサービスの一環だとは思います。
今までのゾイドに似つつ、少しずつ設定も違っていますしね。

また劇中の台詞では「この星に寿命が近い」と話しているだけで「ゾイドの星」と明確に述べていませんが、
多分「ゾイドの星」という言葉が台詞に合わなかったことと、惑星Ziという名前を出したくなかった関係かと思います。

因みに旧ゾイドで惑星Ziに墜落した移民船をグローバリー三世号と呼びますが、
これはあくまで宇宙探索を目的とした「深宇宙開拓財団」という組織が運用していた船であり、
決して汚染された地球からの脱出目的で作ったわけではありません。



そんなわけで、環境汚染から逃れゾイドの惑星に到着した地球人は、ゾイドの研究を重ね、
ゾイドの惑星が寿命を迎えそうなので地球をテラフォーミングして移住しよう、と計画したそうです。

正直、惑星Ziは3つある衛星のうち一つが彗星と衝突して砕け、
破片が落下したことで地殻変動が発生しまくってそれはもう危険な状態でしたからね。
脱出しなければならなくなるのもやむなしと言ったところでしょう。

個人的な妄想ですが、ゾイドジェネシスの時代に衛生が1つしかないことから、
恐らくもう一つ衛生が何らかの理由で惑星Ziに落ち、皮肉にもこれで何らかの作用が起こり
星の破滅そのものは回避できたのではないかと。

しかし人が住める状態ではなかったので環境再生装置であるジェネレーターを作り、
何とか生活できる状態まで星を戻していったのではないか、と。
それがゾイドジェネシスの世界に繋がるのではないか、と。



話を戻してZiフォーミング計画の全容。
作中の台詞では
「惑星の再構築に必要なエネルギーの問題は、長年の研究であるゾイド因子を利用することで解決した」
「これにより再生された地球は、地球由来のゾイドが自然発生するという2重のメリットがある」
「生まれたての地球の開拓にはゾイドの力が不可欠」

と話しています。
またジャミンガ帝国にてゾイドコアも描写されたことから、
ゾイドコアの持つ強靭な生命力と再生力を利用した装置であると推察できます。

恐らくゾイドコアを汚染された地球に放つことで汚染環境に対応させたゾイドを発生させ、
地球環境を整えていくことで再び人の生活できる状態に戻そうとしたのではないかと。


計画の失敗

問題となったのは、計画の実行前に反乱者が出てしまったこと。
因みにバトルストーリーのグローバリー三世号も船に同乗していた犯罪者集団が原因なので、
同じ轍を踏むのが流石ゾイドの登場人物と言ったところ。

しかして反乱者達を乗せた船はワームホールに吸い込まれ、
その出現先はなんとタイムスリップした過去、100年前の地球。

環境が汚染される前の地球に墜落してしまい、
当初の予定と全く異なる形でZiフォーミングが発動してしまったということ。

これにより地球由来のゾイドはテラフォーミングとは無縁な状態で発生し、その影響もあってか地球環境は壊滅。
本来の汚染状態ではない地球にゾイドも適応できず、ゾイドも石化して埋まってしまったということ。

これがゾイドワイルドの『ゾイドが生息する地球』が誕生した原因。


ゾイドワイルドのゾイドとは

即ち、旧来ゾイドとゾイドワイルドのゾイドとの決定的な違いは

惑星Ziで誕生した金属生命体ゾイドを人が戦闘兵器として改造したものが旧ゾイド。

戦闘兵器として改造する過程で手に入れたゾイドの研究結果をもとに
地球環境で自然発生させた地球由来の金属生命体がワイルドのゾイド。

ということでしょう。
元々騎乗して使っていた惑星Zi本来のゾイドが野生的な姿形をしていたのに対し、
ワイルドのゾイドが幾分メカニカルであるのも『起源が戦闘機獣だから』なのでしょう。

まぁ、ゾイドワイルド発表当時の開発者インタビューを見るとそこまで考えてなかったらしく、ZEROの設定は後付っぽいです。
それでもここまで確り納得行くように組み立てられたのは流石といったところ。
というかゾイドワイルド発表時、開発者は『昨今兵器っぽいのは余り受けない』とか言ってましたからね。
だからメカと生物のいいとこ取りをしたと。
いや方向性は悪くないですけど…ゾイドの歴史を思いっきり否定するのかと。



因みにヒロインのサリーが地球に到達したのは1年前。
移民団が最初に地球に到達したのは30年前。
Ziフォーミングする予定だった科学船が地球に墜落したのは100年前。

と話しているので科学船が環境を破壊してしまってから70年の空白があるわけですね。
この辺りアニメ内で語られるのか、後の展開用に残しているのか。


邪推

ところで今回のゾイドは進化解放-エヴォブラスト-を使いますが、
エヴォと聞くとムラサメライガーのエヴォルトを思い出します。

私自身Twitterで書いたことがあるのですけど、
エヴォルトとは本来環境再生用の機能ではないかと考察したことがあります。

つまりエヴォルトとは惑星Ziを脱出したものの何らかの原因で帰り着いてしまった人々が、
Ziフォーミングの研究を元に開発したシステム。
それを試験的にゾイドに搭載したもの。

という自分の推察が一部繋がったような感覚があります。
まぁ公式に一切説明がないので邪推とも思いますが、曖昧にされている設定はこういう考察ができるから面白い。


ゾイドワイルド ZERO

というわけで、ゾイドワイルド ZERO、非常に楽しみですね。
作品の都合上、急ぎ足で設定を解説しなければならなかったとはいえ、
ゾイドワイルドが当初掲げていた『ゾイドは発掘兵器』という設定も踏まえて
わかりやすく納得しやすく纏めていたのは流石加戸誉夫監督と荒木憲一さんのタッグ。
この方々は他の作品でも設定の練り方と解説が非常に上手いのです。

…。まぁ原作ありアニメで設定とかだいぶ改変することもありますけどね。
初代アニメのウルトラザウルスの全長とか。

なにはともあれ、これからが楽しみな作品です。

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▼ この記事へのコメント

- ぐふ - 03/02 02:52

最近のゾイドは追ってないんですが
この記事などを参考にして考察してみたんです
惑星Ziの大異変(また月がおちたんでしょうか)
の前に察知した者たちがZiから逃げ出したのでは
またある者たちはソラシティを避難所として
建設して惑星を再生させる道を選んだと
あと、地球がゾイド汚染されたらグローバリー号
がZiに来ない可能性が高いのでタイムパラドックスが
ががががが

- 柳瀬 輝(管理人) - 03/07 19:36

この記事を書いたのが大分前なので、最近のゾイドワイルドゼロの話を踏まえると、登場人物が完全に惑星Ziという単語を出しているので地球に持って返ってきたのが今までのゾイド作品に登場したゾイドの遺伝子だというのは間違いなのでしょう。

ただグローバリー号が地球を出発した年代とグローバリー号が惑星Ziに墜落してから戦闘機獣を作り出して惑星Ziが滅ぶまでを考えると、経過している時間が大分合わなくなってくるのですよね。

この辺りファンサービスの域を出ないのか、完全に地続きの物語になっているのか…。
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