【じんるいのみなさまへ】じんるいのみなさまへ、という意味

【じんるいのみなさまへ】じんるいのみなさまへ、という意味

さて、発売から1ヶ月以上経ちまして、先日アップデートも行われました。
マップに現在地と目的地の表示が追加され、より遊びやすくなった(はず)のじんるいのみなさまへ。
………。個人的にはもっと手書きっぽく現在地と目的地を示してほしかったんですけどね。
だってあの世界スマホ使えないし地図系の電子機器持ってないはずでしょ?

ま、そんな「じんるいのみなさまへ」について本日は設定部分だけネタバレ記事を書きたいと思います。
今更? と思ったあなた、今更な理由を書いておきましょう。

1.発売から1ヶ月以上
2.このゲームの本質はそこじゃない
3.ただし重要なネタバレであることに変わりはない
4.読んだら買ってね☆


個人的に超大作で情報が跋扈するゲーム(例:ゼノブレイド2)以外で
ストーリー重視のゲームなのに重要な部分を速攻でネタバレするのはダメだと思うのですよね。
という個人的謎倫理のもとじんるいのみなさまへの重要部分に触れていきましょう。


【じんるいのみなさまへ】じんるいのみなさまへ、という意味
1.秋葉原はなぜ荒廃したのか

窓割れてね?


実は物語の数年前にウィルスによるパンデミックが発生しました。
そのウィルスの影響により人類の大半が死滅、ないしは汚染された身体になりました。

こうして瞬く間にウィルスは蔓延、人類は減っていき、
少女6名だけが秋葉原に取り残された状態となってしまったのです。
つまり序盤は少女6名のほのぼのとした共同生活を描き、
後半はウィルスとの熾烈な戦いを繰り広げるという某○○ぐらしのような展開になるわけです。



ただしこの説明は半分ウソです。


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1.秋葉原はなぜ荒廃したのか(真)

作中の秋葉原は我々プレイヤーの住む時代から500年後になります。
それも単純に500年経過してるわけではなく、
(はっきり説明されてないですが)秋葉原という区画を人工島的に改造した状態です。
そのため秋葉原のすぐ近くに川があり、海がある状態です。

500年経ってたらもっと劣化してない?
という疑問はありますし、そこで入手できる金属素材が普通に使えるのも少し納得しにくい。
まぁそこはターンエーガンダム的なものとして納得しましょう。

一応作中でオートメンテナンス機能については言及されてますしね。


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2.500年経過した理由

それは主人公たちがウィルス感染者であり、冷凍睡眠により500年間眠らされていたからです。

我々プレイヤーが生きている時代にて発見された謎のウィルス。
名称:アマルゴーサ・ウィルスにより人類は30%にあたる25億人が死滅。
ウィルスに対する劇的な有効手段も発見できぬまま時間だけが過ぎていました。
※一応ワクチンにより進行を遅らせることはできていた。

そこで提案されたのが、冷凍睡眠によりウィルスの自然消滅(寿命)を待つという方法。
現段階でウィルスに感染している人間を冷凍睡眠により延命させ、
ウィルスが消滅した未来へなんとか人類を存続させようという計画。

その計画にて治療されていたのが主人公たち少女6名です。
そして同じような患者が世界に5千人ほどいるとされています。


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3.冷凍睡眠させられていた人々以外は?

患者が冷凍睡眠させられている間、人類は宇宙へ避難しました。
実はこの作品、現代モノに見えて設定はかなりSFです。

作品世界の地球の軌道上には宇宙港が存在し、それを中継地点として人類は脱出。
現代の人類は月や金星軌道上、火星で生活しているとされています。


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4.ゲーム開始時の違和感の正体

ゲーム開始時点、主人公たちは荒廃した秋葉原を変だと思っていません。
違和感はありつつも、こういうものだと認識しています。

この原因、実は『刷り込み』です。
科学者たちは冷凍睡眠から目覚めた人々が、果たしてその時代の状況にすぐ適応できるのか。
ましてや患者同士が険悪になったりしないのか。
そう懸念しました。

そこで冷凍睡眠に入る前に、患者に刷り込みを行ったのです。
『目が覚めた時の-長い年月を経た-秋葉原はこんなモノ』だと。
そして『私達-冷凍睡眠に入っていた人々-は秋葉原に旅行に来た友達集団』だと。

実はそのあたり、違和感を持ちつつも全員がちゃんと前を向けたのは榛東京椛の性格に依るところが大きい。
その辺りは前回の記事を読むか、ゲームを買ってご覧ください。


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5.じんるいのみなさまへ

では最終的に、じんるいのみなさまへとはどういう意味なのか。
これは1周目とDLCエンドで意味合いが違ってきます。

1周目の場合は『現代に生きる人類の皆様へ』のメッセージになります。
今まで秋葉原で共同生活を送ってきて、少し外の世界も見てみたくなったから
『いってきます』という書き置きを残してる状態。
また『楽しい』や『ありがとう』という感情も含まれてシナリオは完結しています。

対してDLCを入れた場合は『これから生きていく人類の皆様へ』のメッセージになります。
これはDLCを導入すると、シュカの力で「宇宙移民した人類は衰退していること」を知ることができたからです。
そんな衰退してしまった人々や他の冷凍睡眠患者へ向けて、秋葉原で自分たちの生活を見て
『こんな風に人と人はつながっていけばいいんだよ』というメッセージを送っています。


ただ一つ欠点として、エンディングのスッキリしなささが挙げられます。
実はエンディングとしてはDLC入れない場合の方がスッキリ終わります。
これはエンディングの種類が1周目は『新しい世界へ旅立つ』のに対し、
DLCエンドは『現状維持』で終わるからです。


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6.ノーマルエンドとDLCの矛盾点

これはプレイした人向けの話になりますが、先のDLC入れて判明する内容は、割とノーマル時と矛盾した描かれ方をしています。
勿論その部分のシナリオを担当した人達の認識の不一致、というのもあるかもしれません。
ここでは仮にそれをあえてやったとして、少し考察を加えます。

矛盾点は2つ
ノーマル:京椛たちは5000人の患者の中で、宇宙側にアクセスした「最後のグループ」
DLC:京椛たちは5000人の患者の中で、宇宙側にアクセスした「最初のグループ」

もう1つは
ノーマル:宇宙移民していた人々が地球に帰ってくる
DLC:宇宙移民した人達は地球に帰れないほど技術力が衰退している


考察すると、原因の1つはシュカの加入。
シュカが加入することで京椛たちは真実へたどり着くスピードが早くなっています。
またウィルスが死滅する間隔は世界的に見て殆ど同時になるため、差が生まれた可能性。

ただそれでも5000人もの中から最初と最後まで違いが出るのは変ではないか、と。
これも可能性として、ノーマル時は無人宇宙港とやり取りしているパターンが挙げられます。

ノーマル時は基本的に機械音声としか会話していないため、宇宙移民側の正確な状態はわかりません。
仮に無人宇宙港に患者全員が目覚めたときに作動するプログラムがあるとし、
それが宇宙移民側の意思と関係なく伝聞されるとしたら、
ノーマルエンドの「宇宙移民側が地球に帰ってくる」というのはそういう計画だった、というだけで終わるかもしれません。



逆にDLCの場合なぜ患者の中で最初に宇宙へアクセスしたことになるのか。
これはシュカがいると宇宙移民側の担当と直に会話しているからです。

つまり5000人の患者のうち、宇宙にアクセスした最初なのではなく、あくまで宇宙移民側と会話した最初のグループだとする場合。
宇宙移民側は地球の状態を全く把握できてない、と話しているのであながち間違いではないかもしれません。

よってこの矛盾点、正確にはノーマル時に無人宇宙港にアクセスした患者は京椛たちが最後だった。
ということしかわかっていないのです。

DLCの場合も他の患者は目覚め、無人宇宙港にアクセスしている可能性はあります。
しかし宇宙移民側と直にコンタクトが取れたのは京椛たちのみであるため、
結果として宇宙移民側も京椛たちが最初に目覚めたのだと錯覚している。

そう考えると、シナリオとして特に矛盾してないとも考えられます。
特にこのゲームのシナリオは細かく考え作られているので、
これも世界情勢を考え結果としてこういう演出となった、と捉えても良いかもしれませんね。


【じんるいのみなさまへ】じんるいのみなさまへ、という意味
じんるいのみなさまへ

というわけでじんるいのみなさまへのネタバレ感想でした。
このゲームのシナリオは本当によく練られているので、ストーリーを追うのはとても面白いですよ。
ゲームそのものが面白いとはお世辞にも言えませんが。

というわけでシナリオが気になり、忍耐力のある方はプレイしてみるのも一興。


…………………。

ただプレイしてて思ってしまったのですけどね。
人類存続のための希望、という立ち位置のキャラで百合やっちゃだめじゃない?

と。勿論そんな世俗的な話をふっ飛ばすほど人と人の繋がりは深いんです、って捉え方もできますけど。
他の患者からしたら人類存続に(世代という意味で)貢献できないですからね…。

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