【ゾイドオルタナティブ】説明書の資料からみるオルタナティブ

【ゾイドオルタナティブ】説明書の資料からみるオルタナティブ

本日はゾイドオルタナティブの説明書に掲載されている
約10ページの資料に基づいた考察のようなものを書いていきます。

今回の更新では画像がありません。



まず初めに気になるのが
このゲームの舞台は『惑星Zi』であるかどうかというところ。

元々のゾイドは惑星Ziに存在する金属生命体のことであり、
それを戦闘用に改造したのが戦闘機獣としてのゾイドになります。

が、ゾイドオルタナティブのゾイドの設定は全く異なり、資料では

Zoological Organization Interface Driving System
つまり『(兵器の)動物学的操縦システム』の略称であると。
これを搭載した四足歩行兵器のことをゾイドと呼称している状態。

用はガンダムSEEDでいうGUNDAM OS搭載MSのことと同義。


そして資料すべてを読んでも『野生体』という項目は登場しないため
オルタナティブのゾイドは元のゾイドとは別物
=舞台も惑星Ziである必要はない、ということになってきます。


ヘリック共和国とガイロス帝国が出てくるじゃん?
と疑問になりますが正直この二国も名義だけでしょう。

そもそも年表で964年8月にガイロス帝国が降伏宣言をしていますから
バトルストーリーのガイロス帝国とは別物でしょう。
年号にもZACがついていないので惑星Ziの歴史とも異なる様子。



舞台となるのはマロール共和国とジャミル民国という二つの国。
オルタナティブの世界では元々ヘリック共和国とガイロス帝国が戦争しており
マロールはヘリックの、ジャミルはガイロスの同盟国として
戦争に参加していた状態。当然マロールとジャミルも敵対国。

ゲームの時代では先述したとおりガイロス帝国が降伏しているため
共和国と帝国の戦争は(一応)終結しています。

同時にマロールとジャミルも停戦協定を結んでいた形。
しかしある日マロール共和国の前線基地ザオが突如壊滅したため、
この事件の真相とその際にジャミル民国が使用したとされる
『デスザウラー砲』なる戦略兵器の存在を突き止めるのが
ゲームの大まかなあらすじ。


プレイヤーとしてはマロール共和国側の人間となり、
ジャミル民国に潜入する特殊部隊を指揮することになります。


ただこの二国もかなりキナ臭い。
例えばマロール共和国の解説には
『ジャミル民国に宣戦布告を行わず電撃的に進軍、
大規模な空襲を行いジャミル民国民間人に多数の死傷者を出した』
ジャミル民国側では
『先の大戦の参加理由がマロール共和国に占領攻撃をされたため』
と書かれています。

しかし年表では
961年 2月「ジャミル民国、マロール共和国へ無差別ミサイル攻撃」
961年 6月「マロール共和国議会、ジャミル民国へ宣戦布告」
961年10月「マロール海軍航空隊、ジャミル民国に空爆」
となっており食い違いが発生しています。

まぁこのあと964年にマロールがジャミルの首都に
衛星ミサイルをぶち込んでたりしますけど。



話を戻してゾイドオルタナティブのZOIDSとは。


先に解説したとおりこのゲームのゾイドは
インターフェースの名称から取ってZOIDSとなっています。
元々は四足歩行兵器の制御システムとして開発したもので、
有用性が認められたので今日では
四足歩行兵器全体を指してゾイドと呼んでいる形。

実際戦車以上の機動力を確保できれば
四足による踏破性などその適応力は高いでしょう。

登場ゾイドはマロール側がコマンドウルフ、シールドライガー、ディバイソン
ジャミル側がセイバータイガーとレッドホーン。計五体。

機体数が極端に少ないのはそれぞれ上からの配備品だから(?)らしい。

年表からすると空軍とゾイドの空輸技術は存在するようですが
それにプテラスなどを使っているかは不明。
まぁ四足歩行兵器の制御システムがゾイドなら
空中戦闘用のゾイドは存在しないのでしょう。

リアル思考を持ちだしているオルタナティブなら
現実的に再現不可能な『動物的構造を持った空戦兵器』は作れませんしね。
バイオラプターグイなら作れそうではありますけど。

グスタフは改良を重ねた結果『大型タイヤ付きの戦闘車両』となりましたが
こちらは一応ゾイドとして登録されています。



さて以上の内容からも分かるように
コンセプトとして今までのゾイドを壊そうぜ、としているのは良く分ります。
しかしであるならばヘリック共和国とガイロス帝国を持ちだしたのは
(世界観の構築として見れば)間違いでしょうし
コマンドウルフ→C-Wolfと名称を変更して機体を出したのは良いにしても
そもそも設定が違うなら新しいZOIDSを作れとも思います。

このゲームは何をするにしても中途半端だったのでしょう。
全く新しいゾイドの概念を作るなら全てオリジナルで勝負するべきだったでしょうし、
元の魅力を引き継いだ新しい概念を作るなら元をもっと尊重すべきでしたでしょう。
この辺は機体数にも如実に表れてますね。

全てオリジナルで作るなら8体ぐらいでも良いと思いますが
元のゾイドのリテイクなら15~20はいるでしょう。

結局はそういうところで力不足なのでしょうね、開発が。

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