【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

FCソフト ゾイド2 ゼネバスの逆襲
このソフトはゾイドゲームシリーズでも屈指のシナリオと
大変プレイし難いシステムを搭載した一本です。

8/3 コメントで指摘いただき
バトルストーリー著者周りを少し修正。

【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

今のところの予定ですがゼネバスの逆襲の記事は三回書くと思います。
一回目はシナリオについて、二回目がシステム面、
三回目はゾイドのドット絵について。


ゼネバスの逆襲はゾイドゲームとして二本目になりますが、
その完成されたシナリオは全ゾイドゲームから見ても
1,2を争う優れ物です。ただしプレイできるならば。

シナリオの良さをぶち壊すシステム面は次に回して
今回はストーリー概要と褒めちぎって行きましょう。

ネタバレ全開ですので読みたくねぇよって方はブラウザバックをお願いします。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

まず何故シナリオが至高の逸品となったか。
それは一重にライターが『バトルストーリーの著者だから』です。

EDにクレジットされているY.KOBOUCHI
この方は実際に当時のゾイドバトルストーリーを執筆していた窪内裕氏。
ご本人がゲームのシナリオを担当しているので
それはもう内容もバトルストーリーを完全になぞった
これぞゾイドと言える作品に仕上がっています。

前作の主人公『ごじゅらす』は忘れましょう。


※コメントでご指摘を頂きました。
窪内裕氏は平成バトルストーリーの著者であり、
旧バトルストーリーの著者は立山誠浩氏でした。
新バトルストーリーは三浦卓嗣氏。
失礼いたしました。



【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

ストーリーの舞台は中央大陸中期頃、
暗黒大陸へ亡命した皇帝ゼネバスがデスザウラーを伴い反撃を開始する辺り。

因みにゾイド1の続編という位置づけですがストーリー的な繋がりはありません。
そもそも前作は暗黒大陸も特に出てこずデスザウラーが完成していて
倒したらエンディングという内容でしたからね。

まぁゼネバスの逆襲でも暗黒大陸の文字は出てこないのですけど。


ゲームが始まると最初に司令から伝令を受けます。
曰くバレシアからSOSが入ったものの妨害電波で通信できないから
直接行って見てきてくれと。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

しかしバレシアに行こうにも道は川で分断されており、
橋も帝国に壊されていたので別の方法を探すしかなく、
目的地はすぐそこであるにも拘らずかなりの迂回を求められます。

道中色々な街で情報を収集し、
時には民間人より危険意識の低い共和国兵に会ったり、
新パーツを色々入手しながらバレシアに向かう方法を探します。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

しかし途中のダンジョンでは味方部隊は壊滅に追いやられ、
味方パイロットがゾイドの中で息絶えているなどの生々しい描写も。

そして帝国に蹂躙されてしまった街、支配されてしまった街、
圧政に苦しめられている人々など、
当時の世界情勢が描写されていきます。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

こうして世界中を駆けまわっていたら指令を受けたダリオスからSOS。
ガニメデ、ダリウス、そして道中にあった殆どの街が
帝国軍の襲撃により壊滅。

民間人含め次々に死んでいく凄惨な状況をこれでもかと描写。
追い打ちをかけるは


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

恋人が……死にました…。
前作の恋人あかごじゅらすなんてただのネタ要因にしかならなかったのに
ゼネバスの逆襲はこれである。

指令を受け世界中を飛び回っていたら
帝国に恋人を殺される一般兵主人公。
設定が重い…。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

そんなわけで色々なところを経由して一路ヘリック共和国首都へ。
(一回目のヘリックシティ入りのスクショを撮ってなかったので
画像なしでお楽しみください)


ヘリック大統領に帝国の逆襲を伝えた主人公は
今度はゼネバス帝国司令部を探す旅に。

道中色々あって場所は判明したものの
今度は渡航手段と決戦兵器の確保が必要に。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

各所で階級を上げていき、ウルトラザウルスを受領し、
ある遺跡でグローバリー三世号の乗組員の手記から
マッドサンダーの設計図を入手。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

しかしそんなことをしていたら今度はヘリックシティが陥落。
今度もまた各地で情報を収集しながら
ヘリック大統領が撤退した先、ブラッドロックを目指すことに。

撤退先故進入経路も容易ではなく、あの手この手を使ってブラッドロックへ。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

道中で入手していたヘリック一世の遺言状をヘリック大統領に見せ、
弟との和解を望んでいる大統領の言葉を伝えるために
主人公はゼネバス司令部へと進撃する。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

そして最終局面、ついに敵の本拠地に到着した主人公は
並みいる強敵を倒しながら突き進み、
ゼネバス皇帝と対面、父の遺言と兄の想いを伝えることに成功。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

因みにこの際味方になれというゼネバスの提案に乗ることもできます。
まぁ当然ゲームオーバーですが。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

また遺言を渡さずに闘うこともできますが、
このデスザウラー何と攻撃が通用しない。

このゲームの目的ではないのでゼネバスは絶対倒せません。
前作は平気でぶっ飛ばしてましたが。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

しかし遺言を届けても
やはりすぐに和解というわけにはいかず戦争は継続していきます。

ただ当初の目的地であったバレシアを占拠した
帝国軍司令官ランドがゼネバスの意向に背き共和国への攻撃を開始。
これを阻止するためにようやくバレシアに向かうことになります。

ゲームの始まりがバレシアに向かえだったのに
ここにきてようやく当初の目的を果たすことになるとは開始時は思わず。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

で、ラストダンジョンバレシアを攻略し、
ようやくランドとご対面、倒します。

因みにこのランドは道中で色々な人から情報を得られます。
ただ頭の切れる恐ろしい司令官だ、などと言われていた割には
結構脳筋に戦いを挑んできたりもします。

まぁゲーム上仕方ないかもしれませんが。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

そしてランドを倒し、共和国と帝国、
兄弟の和解の道筋が見えたところでこのゲームは終了。
無事エンディングを迎えます。

まぁこの後戦争がまだまだ続いてしまうことは
バトルストーリーの読者ならご存知のことかと。


【ゼネバスの逆襲】ゾイドゲーム第二弾にして至高のシナリオ

さてここまでがゼネバスの逆襲のシナリオ概要でした。
いかがでしたでしょう。

バトルストーリーの内容を踏襲しつつ、
ヘリックとゼネバスの人間関係とその想い、
そして世界情勢とそこに生きる人々の状況を鮮明に、
時に残酷に描写してきた完成度の高いシナリオ。

前期ゾイドにおける『戦争』という主題を用いた
正にゾイドと言える作品に仕上がっています。


内容としてはところどころ書籍と異なる部分もあります。
例えばマッドサンダーはグローバリー三世号の
乗組員が残した設計図を元に作られているとか、

バトルストーリーでは全く描写のなかった街とか集落とか。

しかしこれらの設定も立派な味付けとして機能しているのが凄いところ。
これは是非一度プレイして感じて頂きたいものですよね。
ゼネバスの逆襲はゾイドゲーム、
ひいては普通のRPGのシナリオとしてみてもかなり上位に位置するものです。


ただそれを堪能できるのは我慢強くプレイできる人と
攻略本を持っている人に限られるというのが痛いところなのですけど。

次回はそんなシステム面のお話。

関連記事
スポンサーサイト




▼ この記事へのコメント

- 名無し獣 - 08/03 05:03

窪内裕氏は平成バトストのメインライターではありますが、旧バトストでは名前を見たことが無いのでそれほど関わっていないのではないでしょうか。
ちなみに旧バトストのメインライターは立山誠浩氏(1~4)と三浦卓嗣氏(新)だったはずです。
ゼネバスの逆襲でシナリオを書いた事が評価されて平成バトストのメインライターに抜擢されたと考えたほうが自然でしょう。

- 柳瀬 輝(管理人) - 08/07 01:34

コメントありがとうございます。
バトルストーリー著者の新旧は把握してませんでした。
ちょっと修正を加えておきます。
情報ありがとうございます。
Name :
Title :
Comments :