【SAGA FUZORS】作品の感想

【SAGA FUZORS】作品の感想

ゾイドサーガフューザーズの全体の感想について


テレビではゾイドフューザーズが放映され、
話数も3分の1が過ぎた2004年12月16日、
サーガフューザーズが発売されました。

サーガシリーズで見ると1→2よりも
速いスパンで発売されていますね。

ではゲームの内容はどうだったのか……。
先に書いておきますが、私としてはこのフューザーズ、ダメです。
クソゲーではないのですが、ダメです。
そのため記事の内容がかなり批判的になることをご了承ください。


【SAGA FUZORS】作品の感想

まず全体的に見て、基本はシリーズものですので
戦闘やシステム、RPGとしての基礎は確りしています。
サーガ2で組み上げられた基礎を
ブラッシュアップした『システム』になっています。

そのため何も考えずにプレイする分には普通のRPGですので、
単純にキャラクターを移動させてストーリーを進めるにはなんら不都合ありません。
システム面は、ですが。


【SAGA FUZORS】作品の感想

サーガフューザーズの世界はゾイドフューザーズを元にしているため
主人公達の拠点はブルーシティにあります。

拠点から時空転送装置を使い各世界に飛んでいた1、
地続きのフィールドで冒険していた2と異なり、
広めのフィールドをブルーシティを拠点として活動するのが
サーガフューザーズです(+時空転移も行う形)。

ただ章立てのストーリーを展開していくのに問題となるのが、
1章では地方Aまで進めたとして、2章で地方Bに向かう際、
地方Bの場所は地方Aの先、と説明されるのです。

これが回を重ねてどんどん遠くなっていくと
結構な回数同じ道を走ることになります。
プレイヤーの中にはこれを煩わしく感じる人もいたようです。
何せサーガフューザーズは(寧ろ2の時点で)
恐ろしいまでの雑魚エンカウント率を誇るのでなおさらです。

私は転移用のアイテムを買い込んで対応しました。
………。前作前々作とこのアイテム全く使わなかったのですけどね。

こういったシステム外での不備はいろいろあります。


【SAGA FUZORS】作品の感想

中でもやはり一番目につくのがシナリオ。
サーガフューザーズのシナリオは一言で表して『雑』

描写不足、説明不足は序の口、たまに原作キャラが崩壊していますし
話の整合性どころか直前の会話内容を全否定する行動をとることもしばしば。


【SAGA FUZORS】作品の感想

物凄く気になったので以前記事にしましたが、
最初にバンの世界へ行った時、ダンジョンに突入する前にムンベイ達と
「共同戦線をとった方がいい」と提案して承諾して貰っておいて
ダンジョン突入10歩で「別行動しよう」と解散するイベント。

思考回路がもうね、ダメでしょうこれ。


【SAGA FUZORS】作品の感想

そんな作品の主人公がまともな奴なのか。そんなわけもありません。
まず口調や言動がコロコロ変わり、
序盤では後先考えずに危険人物に突っ込むことも。


【SAGA FUZORS】作品の感想

中盤で戦う理由をスラッシュゼロのベガに説明している場面がありますが
ここで説明している内容もここへ至る経緯の描写がかなり不足していて
プレイヤーはこんなことを言われても全く腑に落ちません。


【SAGA FUZORS】作品の感想

終盤では因縁の敵と戦いはしますが、
親殺しの犯人なのに特に深いイベントもなく治安局に連行されます。
(この後このキャラが別作品で兵器会社の社長やってるんだが……)


【SAGA FUZORS】作品の感想

その後このゲームのラスボスと戦うのですが、
1の舞台であるアーカディアで、且つ1の主人公アトレーが話の主軸になるため
主人公ウィルの影が物凄く薄くなります。

ライターが必死にウィルを持ちあげていましたが
逆に今までの描写不足がたかってかなり不自然な状態になっています。


【SAGA FUZORS】作品の感想

そんな主人公も去ることながら、主人公機の影も凄く薄い。
パッケージや説明書で大々的に掲載されているビクトリーライガー。
フューザーズらしくユニゾン出来るのが特徴です。

ですが、ビクトリーライガーの入手時期、
これがまず終盤開始時点です。

全9章仕立てなのに入手が7章終了時。
更にユニゾン可能になるのが8章終了時。

そして扱いもかなりぞんざい。
そもそも一番初めは敵に盗まれ、
敵として出てくるのかと思ったら普通に返却されます。

というのも敵はユニゾンゾイドが欲しかったのですけど、
ビクトリーライガーはユニゾンされる側であるため
敵の意向にそぐわず手放されたのですが……。

主人公倒すために使えば? という疑問しか出てきません。


【SAGA FUZORS】作品の感想

おまけに盛大にやらかしているのが
隠しコマンドで出現する隠しストーリーモード。
アニメゾイドフューザーズの終盤戦を再現(?)したストーリーモードです。
が、先程もお話したようにこのゲームが発売されたのは
アニメが3分の1終わったところです。
(アメリカの先行放送考えるとアニメ終了後になるかもしれない)

コマンドは攻略本に掲載されたので、
アニメは中盤も終わる頃に解禁されたらしいのです。

そうして見るとこの隠しストーリーモードは完全なるネタバレです。
しかもゲーム本編であまり触れていなかったアニメの内容へ唐突に焦点を当て
それまで登場しなかったキャラ、用語、ゾイドを
さも知ってるかのように語るためゲームしか遊んでいない人にとっては
何が起きてるのかすらさっぱり分かりません。

【SAGA FUZORS】作品の感想

代表格はエナジーライガー。


【SAGA FUZORS】作品の感想

ラスボスとしてセイスモに登場したアルファ・リヒターと戦いますが
この時点でアニメのセイスモは影も形もないしアルファも普通の社長さんです。

ゲームをプレイすることでアニメを楽しめなくなる。
原作つきゲームで一番やってはいけないことではないでしょうか。


【SAGA FUZORS】作品の感想

長々と書いてしまったのですが、サーガフューザーズのシナリオは本当に酷いのです。
これでもきちんとプレイ出来たのは私がサーガシリーズを好きなだけですしね。

これを覆すほどではありませんが良い点も勿論あります。
そちらはまた特徴と気に入ったところに書いていきますので
よろしければご一読ください。
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