【サンドロット系】正当な続編に成り損なった続編

リモートコントロールダンディSF
※SFの開発にサンドロットは関わっていません。

リモートコントロールダンディとギガンティックドライブ、
サンドロットの制作した二代ロボットゲームの話をしてきましたので、
今回はそれに感銘を受けたスタッフが作った続編について。


そもそもこのリモートコントロールダンディSFは
ファンからの評価が著しく低い物です。

理由はわかります。
何せ同じタイトルを謳っておきながらコンセプトが全く違いますから。
その辺りを操作系に加えて話していきます。


リモートコントロールダンディSF

ギガンティックドライブは初代の操作性を受け継ぎつつ、
全く新しい操作方法を実現した意欲作でした。

対してSFは初代のシステムをそのまま進化させた内容になっています。
つまりLRで移動、○と□でパンチ、
十字キーで腰の回転を行い、回転に乗せて技を放つ。
この辺りの操作は全て同じなのです。

ただ同じといっても打撃も含めればかなり操作が増えました。


リモートコントロールダンディSF

まず初代での移動は前進、後退、旋回、しゃがむ、ジャンプしかできませんでした。
その点はギガンティックドライブも同様です。

そこにSFではスライド移動とホーミングターンが追加されています。
スライド移動(ゲーム上はカニ歩き)は右移動であれば
R1ボタンとL2ボタン同時押しで使用し、方向を変えずに横に移動します。

これ使用頻度自体はそこまで多くないのですが、
前二作で通れなかった細いビルの間などが通れるようになっています。


リモートコントロールダンディSF

ホーミングターンはL1とR1を二連打することで
自機の向きを敵の方向へ自動的に調節してくれる機能です。
必殺の射撃武器を使う時などに非常に便利です。


リモートコントロールダンディSF

またジャンプは前作まで膝の屈伸のみで跳躍していたのに対し、
ブーストの噴射により飛び上がる形式に変更されています。

これにより空中での機体制御が可能になりました。
つまり空中での旋回だけでなく前進と後退が自由にできるのです。

個人的にこれがSFでかなり気に入っているところ。
全機ブーストの噴射には特徴が出ているので
各機体をジャンプさせるだけでまた違った楽しみ方ができます。

また先述とおり前進と後退もできるので、
上昇高度が非常に高い機体、移動距離が非常に長い機体は
ジャンプでの位置調整がかなり有効です。

……………。まぁそれ両方とも敵なんですけど。


リモートコントロールダンディSF

打撃技では、パンチ、フック、アッパー、チョップ、5千トンパンチは同様に。
そこにストレート、裏拳、ショートフック、しゃがみアッパーが追加されています。
裏拳はギガンティックドライブもできますがあれほぼ使いませんしね。


リモートコントロールダンディSF

ここで重要となるのが足の位置。
右足を後ろに引いた状態で右パンチをするとストレートに変わります。

ショートフックは右ターン中に左パンチで身体の回転に乗せたフックを。
しゃがみアッパーはしゃがみ中にパンチで放ちます。
因みにこれがあるためSFには物を掴む動作がありません。

この辺りの簡易攻撃動作が存在するのは
このゲームにカウンターという概念が備わっているからですね。
敵の攻撃動作に合わせてこちらの攻撃を叩きこむための仕様です。


リモートコントロールダンディSF

さてここまで読んで違和感を感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、
SFの操作はどちらかというと『格闘ゲーム』のようなきらいがあります。
これが前二作との根本的な違いです。

前二作が街中でロボットを動かすことを主眼としていたのに対し、
SFは『敵怪ロボットとの戦闘』を主眼に置いているのです。

そのため前二作がロボット操縦シミュレーションだったのに対し
SFはロボット操縦アクションです。

リモートコントロールダンディSFというゲームは評価が低いのですが、
実は殆どがゲームシステムに起因するものではありません。
それどころかシステム面で言えば三作の中でも一番です。

何が悪いかと言われればタイトル負けしているところです。
ロボットの挙動、重さ、SE、リアルさ、キャラクターデザイン、
そういったところが前作ファンから総スカン喰らってる状態なのです。

まぁ同じタイトルを関するなら批判されて当然ですよね。
私もそうです。リモートコントロールダンディとしてみたらかなり微妙です。


リモートコントロールダンディSF

ただシステム面の作り込みは素晴らしいです。
前述したとおりSFの動作はかなり増えています。
初プレイで全ての行動を把握するのは難しいです。

またリモートコントロールダンディシリーズは目視での確認が重要です。
自機はどの位置か、敵との距離は、方角は。
全て把握しようと思ったらかなりの慣れが必要です。

また初代は腰の角度で技が出せましたが
現在腰がどういった形にあるのかは見なければ把握できませんでした。
そのため5千トンパンチが上手く出せないとかざらです。最初は。


リモートコントロールダンディSF

対するSFはそれら全てに補助機能が備わっています。
それが左下に表示されているジャイロメーター。
これにより上半身の方向、角度、足の前後、敵の方角までわかります。


リモートコントロールダンディSF

さらにR3で自機のロックオン、そこからL3で敵のロックオンができ、
カメラが常に敵を追うようになっています。

前二作は自分と敵の行動に合わせてカメラを随時動かす必要がありましたが、
SFは敵の位置確認や戦闘時の補助までロックオンで対処可能です。

カメラも自分で動かすのがこのシリーズの醍醐味ですが、
不慣れな人にとってはありがたい機能ですね。
縛りプレイも自由にできますしね。


また前作までSELECTボタンで自機と主人公操作の切り替えが必要でしたが、
SFはボタン操作で自機を動かしつつスティックで主人公を動かせるので
自分とロボットはシームレスに繋がっている状態なのです。

こういったシステム面でのケアはSFのかなり評価できる部分です。
これが前二作の面白さと直結できていたらと考えるとかなり惜しいですね。


リモートコントロールダンディSF

そんなわけで、サンドロットが関わっていないとはいえ
リモートコントロールダンディSFも残念なゲームでは決してないのです。
普通のゲームとして見れば十分な完成度を誇るのに
前作ファンの期待に応えられなかった哀しい作品というだけなのです。

ので、初めて触る方には大変お薦めのゲームなのですよ。
是非やりましょう。

ただし最高難度でのプレイはかなりのテクニックを要求されます。
かなり歯応えが感じられるのでこれもまたオススメ。
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