【ゾイドタクティクス】思いのたけをぶちまけるお話

本日はゾイドタクティクスについて。
昨日更新用の記事を書いていたのですが、
読み返してみるととてもテンションの低い記事になっていました。

その理由は明白なのです。
今回はその明白な理由からゾイドタクティクスについて話します。
ただ記事が文章だけで物凄く長いので予めご了承ください。


ゾイドタクティクス、
プレイ前はゾイド界で最低なゲームという認識でしたけど
プレイしてみたらゲーム界で最悪なゲームでした。



まず感想記事を書く時についてお話します。
物の感想を書く行為自体はさほど難しい物でもありません。
物の構造、機能、感触など、それらを思った通りに書けばいいのです。
それはどういう体裁だとしても感想記事です。

ただ面白い記事が書けるかどうかは別です。
面白い、読んでて楽しい、そう思って頂くのはとても難しいことです。
私の場合、そういった記事を書く時に心掛けているのは

感想を書く対象を楽しむ、この一点です。

そのものを楽しめないと読んでて楽しい記事など書けるわけがありません。
そういう気分は文章として常に出てくるのです。

例えばゾイドインフィニティの記事に関して、
面白い記事が書けているかは分かりませんが、
ゲームを楽しんで書いたものではあります。
インフィニティのフューザーズモードがどれだけクソだろうと、
インフィニティというゲーム自体に楽しめる要素はあります。

そもそもACモードは普通なのですから、
それを楽しめればあとはフューザーズモードの劣化部分に触れればいいのです。
流石に劣化部分を書く事を楽しい気分ではできませんが
楽しめたものの劣化部分を書く事はいつものようにできます。



ではゾイドタクティクスにおいてそれがどうなったのか。
私は元々このゲームがゾイド史上最低のゲームだと分かっているので、
手抜き戦闘アニメーションやシステム面の不備などわかっています。

だからその部分に関しては最初から諦めているのです。
どれだけ不満だろうと理解しているのです。不満だと。
その気持ちで書いてしまった前回の記事は申し訳なかったです。
精神状態が諸に反映されてしまいましたね。

ではそんなゾイドタクティクスをどのように楽しもうとしたのか。
勿論楽しもうとした部分もあります。
そうでなければこのゲームはプレイできません。
何か目的があるからそれに打ち込めるのです。

それが何だったかと言えば、シナリオです。



このゲームは二つのルートがあり、一方は初代ゾイドアニメのストーリー、
そしてもう一つは公式ファンブックに則ったバトルストーリーです。
それもただのバトルストーリーではなく、アニメのキャラを交えたものです。

更に書籍化されていない公式ファンブック4巻以降の内容を含んだ
公式的に見ても評価できる部分なのです。
ゾイドタクティクスをプレイするならそれを楽しまずして何とするのか。

…………………。
そう意気込んでみたのですが、結論から言います。


楽しめるかぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!



はい、率直な私の感想です。
何がダメなのか順を追って説明しましょう。

まずバトストのシナリオをプレイする前に
アニメ準拠ストーリーをクリアしようとしました。

ただこのゲーム、シナリオが全て会話で進むわけではありません。
基本は字幕進行です。そして度々会話シーンが入る形態をとっています。
これは入るシナリオ量を考えたら仕方ないとも思われます。

しかしこのゲームでダメなところはその分量。
例えばシールドライガーがジェノザウラーの荷電粒子砲で撃たれるシーン。

この後継機乗り換えで重要な部分も字幕で処理されます。
そして以降のルドルフを助けに行くシーン、
バンがスティンガーのセイバータイガーに生身で挑むシーン、
そして吹き飛ばされたバンがエボリューションコクーンに取り込まれ
ブレードライガーが誕生するシーン。

これも全て字幕で処理されたあとおまけ程度に会話シーンが入ります。
アニメの中でも盛り上がるシーンを全て字幕で処理するこの体たらく。
マップイベントで進行してもいいようなシーンでも総じて字幕です。



問題はこの字幕進行だけにとどまりません。
話の端折り方も凄まじく雑です。

字幕でどれだけシナリオが高速化されるのか、と言われたら


10話でアニメ第一部が終了するぐらいです。


よくよく考えてみましょう。
アニメの第一部は3クールあります。34話です。
この話数をたった10ステージで処理するのです。
そのスピードはお察し頂けますでしょうか。

その間にあるステージは
レッドリバー攻防戦とレイヴン初登場と
ジェノザウラー初登場とレドラー大部隊と……。
要所要所を掻い摘んでいる感じですが圧倒的に足りてません。

そもそもDrディの雪を降らせるイベントをしていないのに
ルイーズ大統領の台詞に雪を降らせる実験についての会話があるぐらいです。
原作を知らない人には何一つ分かりませんし
原作を知っていたとしてもそのイベントやってないじゃんという感じです。



そんな端折り具合からの第10話。
プロイツェンのデスザウラーとの決戦ステージ……なのですがステージ名が


宿命の対決です。


つまり第一部最終話一つ前のバンVSレイヴンのタイトルです。
何故最終決戦のステージなのにタイトルが一話前なのか。
そのステージにバンとレイヴンの対決があるのか。

と思っても会話シーンにレイヴンは登場しません。会話シーンの内容は
・バンがフィーネと共に研究所(ゲーム内だと遺跡と表記)に向かったこと
・バンがプロイツェンと遭遇したこと
・プロイツェンがデスザウラーを復活させたこと
・プロイツェンが戴冠式を行いガイガロスにデスザウラーを放ったこと
・ハーマン達の部隊がガイガロスに到着したこと
だけがわかります。

どこにも『宿命の対決』要素がありません。
何故? と思ってステージを開始すると味方の配置が
・ガイガロスに侵入する橋の先にハーマン部隊
・対角線上の離れた位置にバンのブレードライガー

そしてこのブレードライガーの至近距離にジェノザウラーがいます。
何このとってつけたような宿命の対決要素。

しかも開始前に会話イベントなどありません。
レイヴンが何故そこに居るのかなど説明は一切なし。
一応戦闘開始前の会話はありますが、本当に戦闘開始前の会話です。
そして何のイベントもなくジェノザウラーを撃破できます。

バンが単独でブレードライガーを操りジェノザウラーと拮抗する戦い、
そして荷電粒子をブレードで切り裂くイベントも無し。

HPの減少でイベントが起きるかは未確認ですが多分ないでしょう。
今まで他にそういう状況があってもなかったので。

そして凄くあっさりとジェノザウラーとレイヴンは退場します。


また原作ではガイガロスでの戦いに遅れてブレードライガーが到着しますが
このステージの配置上、ハーマンの部隊よりも
ブレードライガーの方がデスザウラーに近いのです。
どんな原作無視だと。

また荷電粒子をブレードで相殺できることがシナリオ上判明していない状態で
デスザウラーを撃破するイベントが起きます。
アーラバローネが荷電粒子供給ファンを止める描写などもなく。


字幕進行やイベントの抽出の仕方、そして進行と原作無視。
これらの要素を見ると、開発者は原作のこと一切考えてないよね?
と思わざるを得ません。



正直ゲームシステムや戦闘アニメーションが手抜きなのは
プレイ前のデモやPVでもわかります。そしてその通りです。
そちらは最初から諦めがつきます。

でも原作のある物語でありながらこのシナリオの体たらく。
どう考えても手抜きです。
私が楽しもうとした部分ですら存外手抜きなのです。

手抜きと手抜きと手抜きと手抜き。
ゾイドタクティクスの内容は全てそれです。
そして私がゲームの中で最も嫌っているのが

ガチの手抜きクソゲーです。

例えクソゲーといわれるようなものであっても、
ゼロから作ってあるものに関しては少なくとも評価ができます。
『作っている』という事実はあるのですから。

対して手抜きクソゲーは『作っている』部分すら薄いのです。
ゾイドタクティクスで言えば
・システムが不完全(時代的に他にいくらでもSPRGが存在する状況下で)
・グラフィック関連は全て流用
(一部新規ゾイドはいた模様)
・戦闘アニメーションは流用モーションを使った上カメラワークもない

戦闘アニメーションに関しては全くの無制動で立ち止まったりすること。
少なくとも流用元のモーションにハイパーブレーキがあるのに
何故これを使わないのかという疑問。
またブーストによる加速など一切行わないため非常に単調。など。

グラフィックはインフィニティとVSシリーズからの流用と思われます。
まだ全部出現させてないので未確認ですが、
ゴルドスやガイサックなどアニメに登場しているのにいないゾイドは
インフィニティとVSどちらにもいないので恐らく流用元がないため。

光沢の違いや細部の違いはありますが
多分テクスチャやマッピング方法で何とかなるのでは
(3Dに詳しくないので不明ですが)

隠しでムラサメライガー、バイオメガラプトル、ブルーソウガがいますが、
ムラサメはインフィニティEX、
メガラプトルはカードコロシアム、
ブルーソウガは色変えなので流用でしょう。

またタクティクスオリジナルゾイドに
モルガRMやセイバータイガーRMといった特殊仕様はありますが
これもテクスチャの変更だけで対処できるので流用。

こう考えるとこのゲーム用に作られたゾイドはゼロです。
(ほんの少しだけこのゲーム用のゾイドもいる様子)
モーションもそれぞれのゲームから取れるので言わずもがな。
キャラクターグラフィックも帝国兵などインフィニティにあります。

唯一新規で収録されているのは共和国兵などの声ではないでしょうか。
あの『ひぃぃぃぃぃ』とか『総員退避!』ですけど。
ストライクレーザークロウの音声などはどこかにあったような……。

あぁ、あと戦闘シーンの背景とかは新しく作ってるかもしれませんね。
一応アーサーボーグマンなどバトストキャラのグラフィックも新規ですか。
とは言え公式が他の場所で使ってるグラフィックですけど。


こうしてみても、ゾイドタクティクスが内包している要素に
『新しいもの』なんてのはほぼありません。
これがガチの手抜きゲーでないとしてなんなのか。

それはもうゾイドゲームを知らない傍からみたら『作ってある』ゲームに見えますよ。
周りから見たらこれが手抜きゲーなんて思わないでしょうよ。
でも知ってる人が見ればこれはガチの手抜きゲーです。

このゲームは本当に外面がいいだけですよ。
一見すると普通を地で行ってるだけです。
だから一目でクソゲーと分かるゾイドオルタナティブは
あんな風にクソゲーとしての知名度が上がってるんですよ。

しかしゾイドゲームの中で一番最悪なのは紛れもなくゾイドタクティクスです。
それはゾイドゲームとしてではなくゲーム業界全体で見ても最悪です。
ユーザーを楽しませる要素が限りなく『ない』のですからね。

ゾイドを知ってる人からすれば手抜きが分かり、
一般の人からすれば他のSRPGより明らかに劣るゲームシステムと判断されるでしょう。
こんなのだから私はこのゲームが大っ嫌いなんです。



さて、ここまで書いてきましたが、一応クリアはします(したいという希望)。
バトストルートを先にやりますがストーリーを記事にしていきましょう。
その上でゾイド収集と参戦数の計算。
まぁちょくちょくとやっていきます。

少なくともそこは『新しい目』で見られますからね。

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