【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編?

前回お話したサンドロットの名作ゲーム、ギガンティックドライブ。
そしてその前身であるリモートコントロールダンディ。

実はこの作品に感銘を受けたある開発者が
わざわざ版権を買ってまで作った同名ゲームがあるのです。

それがKONAMIより2005年に発売されたこれ、

【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編
※こちらの画像は公式より拝借しております。

リモートコントロールダンディSF


前作から6年、待ちに待った続編に、
ファン一同は歓喜の嵐状態でした。
私もその一人。

ただ。ただね、実はこれ。


続編として見ると非常に不出来なゲームなのです。

さて前作の特徴は巨大ロボットの操縦と
徹底的なリアリティに溢れた作品でした。

ではSFはどうなのか、というと……
そのタイトル通り空想もので現実感もありません。

設定からしてSF。
じゃぁゲームシステムで現実感を出してるのか、
全然そんなこともない。

街は生活感の欠片もないただのフィールドで、
損害賠償は発生するものの特に気にしなくて良し。
そしてキャラクタは現実味のないデザインで、
ストーリーは完全なSFもの。

極めつけはロボットの挙動。
ぶっちゃけ尋常ではなく軽い。SEも軽い。
R1を押せば右脚が前に出るものの、
前作のような重々しさもなく
余りにも機械的かつ機敏に動く脚。

前作がゴゥン→ズシーン ならば
SFはウィーン→ターン

ターンって何やねんと思わずSEに突っ込むでき。
因みにパンチがヒットしてもカーンと音が鳴るので
リアルさは皆無です。

因みに吹っ飛びからの転倒時のSEは
結構重量感あります。何故それを足音にしない…。

そうして一作目の重要なところが全て抜け落ちた続編、
それがリモートコントロールダンディSFというわけです。


【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編

ではつまらないクソゲーなのか、
というと実はそうでもないのです。

ただその面白さが前作と全く異なり、
経験者からするとコレジャナイ感が凄まじいのです。

というのもSFはロボットアクションゲームとして見ると
かなりの出来栄えなのです。
(因みにジャンルが前二作はシミュレーションで
SFだけアクション)


前二作の欠点に、慣れたらほぼ敗北しないというのがあります。
一作目は終盤がちょっと難しいですが
ギガンティックドライブは慣れれば非常に簡単です。
敵の攻撃見てから殴り倒すのが余裕なので。
駆け引きとかあったものじゃない。

対するSFは難易度が4段階ありますが、
最高難易度は本当に難しい。
敵によっては勝率五分とかざらです。
かなり白熱した闘いができます。

まぁそれをリモートコントロールダンディでしてどうする、
という話のなので評価は低いのですけどね。


つまり一作目の『現実でロボットを操縦する魅力』と
二作目の『好き勝手ロボットを操縦する魅力』と異なる
『敵ロボットとの熱い駆け引き』を魅力としているのです。

つまりはホントにただのロボットアクションなのですよ、SFは。
操作方法だけリモートコントロールダンディですけどね。


【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編

他の魅力として精巧なロボモデルというのもあります。
グラフィックだけで見るとギガンティックドライブを
遥かに超える精密度を誇ります。
(ただしロードがかなり長い)

登場する28体のロボはそれぞれフォルムが異なり、
それぞれが独特なデザインをしているので
割と見てるだけで面白くあります。

例えばスクショの機体、最弱機体のレイバーと言いますが、
この機体のデザインは携帯電話です。
対する敵の機体は『テルベルⅠ』つまりダイヤル電話です。

レイバーの正式名称はテルベルⅢで
つまりダイヤル電話からの最新鋭機は携帯電話と
デザイン的に遊びも取り入れつつ
カッコいいロボとして成立させているのが良いところなのです。


【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編

更にホンの一部分に至っても別パーツ化されてるのもあり、
全体像からは想像もつかない細かいギミックがあり。
兎に角眺めてるだけで楽しいモデルになっています。

例えばテルベルⅠの胸部にはバルカン砲があるのですが
発射時に胸のダイヤルが回転しているのです。
それだけ? と思うかもしれませんが
内部骨格、外装、そして可動部と創られていて、
しかもそれが全機体なので割と凄いことです。


あと下半身の挙動は残念ですが、
上半身は結構頑張ってます。

重量感と言われると微妙なのですが、
振り抜きや角度など全機体個別に設定されており、
モーションで新たな発見があったりと、
動作面でも見てて飽きない拘りがあります。

つまりSFの魅力は精巧なロボットモデルと
モーション等の無駄な拘りにあると見てもいいのです。

まぁプレイヤーの殆どがそれに気づく前に投げましたけど。
一作目と魅力が全然違いますからね。


【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編

あと個人的に好きなところとしては、
転倒時に土煙が立ち込めるところ。
前二作はあっさりしてるので
この辺りは良い進化です。


【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編

そしてジャンプにブースターを使うところ。
前二作のジャンプはその屈伸から何故そんなに飛べるのか、
と聞きたくなるぐらい不思議なジャンプでしたが…。

SFのジャンプはブースターで機体を浮かせる形なのです。
個人的にはこれがかなり良い。
ブースターノズルもやはり別個に設定されていて、
全機体様々なジャンプを魅せてくれます。

そしてブーストジャンプなので、
シリーズ初の『ジャンプ後退』ができます。
個人的にここはホントべた褒めしたい。
ロマンが凄く分ってるジャンプです。


【ゲーム雑感】リモートコントロールダンディの続編

というわけで、リモートコントロールダンディSFでした。
モデルの創り込みが凄くて見てて楽しい、
そして操作が割と特殊で白熱するロボット物をプレイしたい方に、
SFはオススメできます。

といってもゲームとしての面白さは前二作に及ばないのですけどね。
最初にやってみるなら難易度の兼ね合いでギガンティックドライブ。
そしてダンディからダンディSFと続くのがいいかもしれませんね。

以上、オススメロボットゲームでした。
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▼ この記事へのコメント

- noname - 06/05 16:13

今更だと思いますが
できることなら同じサンドロット開発PS2のキャラゲー鉄人28号も紹介して欲しかった・・・
あれもまた良作です

- 柳瀬 輝 - 06/08 16:26

コメントありがとうございます。
サンドロットの鉄人28号は良作ときいてはいるのですけど
プレイしたことはないのですよね。
時間が取れたらプレイしてみたいところではあります。

- noname - 06/12 21:59

すげー前の記事だけど・・
前作で建物の破壊を防ぐため、右フックで左に飛ばすとか攻撃色々工夫するのが面白かったんだけどSFはこのふっとび軌道、挙動がめちゃくちゃでリアルじゃなくて萎えた記憶。

- 柳瀬 輝 - 06/13 18:24

コメントありがとうございます。
SFはホントにふんわり飛びますからね。
多分コンボ用の措置なのでしょうけど
ユーザーが求めていたのはそうじゃないという。
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